運慶展 in*東京国立博物館 本館

 

仏像の知識なんかさっぱりありませんが、それでも2017年に同じくトーハクで観た運慶展がなかなか衝撃的で、またあれが観られるということで行ってきました。

昼間は人が凄そうなので、前回と同じく金曜の夜狙いです。待ち時間は無くすぐに入れましたが、会場が一室のみで狭いので混みやすく、正面から見るのはなかなか大変でした。

 

☆前回の運慶展レポート

 

真作31体ほどと言われる運慶の作品で7体が観られる。これを「少ない」なんて言ってはいけないですよね、7体「も」観られるんです。分かります。

でも前回見たのはなんと、圧巻の22体だったんですよ。関連作品もいろいろと揃っていて平成館の広い会場をたっぷりと使い、かなりのボリューム。それを最初に観てしまった。

あれがあまりに凄すぎたため、本館特別5室のみでシンプルに7体を配置しただけの今回の運慶展がなんだか物足りなく思えてしまうのは仕方ない気がする。メインは7体だとしても、もう少し関連作品やら運慶の生涯やら絡めて盛り上げてくれるものかと思っていた。

説明文もなんだか割り切ったように最小限でした。一応音声ガイドもありましたが、借りる気にはならず。いやいや、贅沢言ってはいけない。前より数は少なくても貴重な運慶だ。そう思って気の済むまで観てきました。

 

 

「弥勒如来坐像」「無著菩薩立像」「世親菩薩立像」

4~7<四天王立像>

「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天」

 

真正面からは人がたくさんで見づらいけれど、横や後ろも見どころです。四天王たちの普通の人の手より何倍もでっかい手にごつく太い血管が浮き出ているのが特に目を引きました。

弥勒如来さんの後頭部は、点々(螺髪)がけっこうハゲていた。仏像たちの本来のお家(興福寺)では弥勒如来さんは「光背」というキラキラの板が付けられているので、普通はお背中は見られないらしいのです。とっても貴重なハゲなんですね。

 

 

前回でも印象の強かった「玉眼」、特に無著菩薩さんの目は本当にこちらを見つめているかのような視線です。