グノーシア * 冷凍したりされたり、消滅したり…

 

~グノーシア~

制作:プチデポッド
ジャンル:人狼ゲーム、SF、アドベンチャー
クリア時間:20時間前後

 

前からやたらと評判が良く、セールの時に購入して積んでいたインディーゲームです。もうすぐアニメもやるらしいし、と思って始めたけれど、思ったよりクリアに時間がかかりました。

いや、インディーゲームって長くてもだいたい10時間以内とかで終わるから…その感覚で始めると長く感じたのです。

 

以下感想は、決定的なネタバレはなし

 

 

 

開始早々になかなか物騒な質問をいただきました。

主人公が起きるとまず出会うのがこの子、セツさんです。この子の性別は「汎」ってなんだそりゃ?と思ったら、手術で意図的に性別を無くした方だそうです。

 

舞台はこれ宇宙船なのかな、SFな世界観で、何度も同じ日をループしてキャラクター達と人狼ゲームを繰り返していきます。

そもそも「人狼ゲーム」をやったことがないのだけど、このゲーム内では「グノーシア」と呼ばれる狼役を探し、キャラクター達と討論して狼を全員コールドスリープさせれば勝ちらしい。

ワンゲーム5~10分くらいでしょうか、役割が毎回変わって、勝ち進めていけばメインストーリーが進んでいく、という形式でした。

自分が狼役になることもあり、その時には一人ずつ人間を消していって、生き残れば勝ちです。

 

 

めちゃくちゃ疑われるめえこ…。

 

初めは本当に全然勝てなくて、自分がグノーシアだろうがなかろうが、あっという間につるし上げられて冷凍保存されてしまいます。もしくは就寝後にグノーシアに襲われてあの世逝きですね。

しかしありがたいことにレベル概念がありまして、負けても経験値的なものがもらえます。それを使い「演技力」だとか「かわいげ」だとかのパラメーターを上げていけば、だんだん勝てるようになっていきます。

キャラクターたちの個性も豊かで、上のラキオさんは、ちょくちょく暴走して墓穴を掘ったあげくにみんなの不評を買い、冷凍行きしたりしていました。

 

消滅するめえこ。

 

 


そして、この性別「汎」のセツさんは、主人公の面倒を見てくれる立場で、メインヒロイン?ヒーロー?的なポジションなのだけど、なんかやたらと描写が色っぽいです…。進めていくと話の流れで主人公に対して恋人宣言とかされて困りました。

他のキャラもちょこちょこ恋愛ゲームっぽい展開になったりして、主人公の名前を普通に「めえこ」にしていたから、こっぱずかしかったです。そういう…あれだったら違う名前にしたよ!!

 

しかし、そんなセツさんももちろんグノーシア役になった時には容赦なく襲い掛かってきます。仲間と結託してわたしをつるし上げてきた時には、流石に軽く憎しみが湧きましたが…ストーリーが進むとそんな感情も吹き飛んでいきます。

 

なんか主人公に引っ張られて、かわいい顔を見せてくれました。

 

 

 

この子は、見た目は美少女のククルシカさん。

最初はかわいらしい子だと思ったのだけど、正体が分かってくると、なかなかにエグイ内容でして、全然かわいくは見えなくなってしまいます。

キャラクター設定はかなり凝っているのですが、個人的には受け入れがたいエグさもあり、複雑です。こういうストーリー、十代くらいの若いオタクさんには受けが良いのでしょうけどねえ。

 

 

なんだこの展開は…。わたし、恋愛ゲームを買ったつもりは…。

このSQさんも見た目はかわいらしい子なのですが、ククルシカさん同様にエグい背景を背負っておられました。でも、グノーシアモードでさえなければ、この子本人はおそらく普通のいい子だと思われます。

 

こちらは男子組。

 

 

 

レムナンさん、しげみち(宇宙人)、ジョナスさん。

 

見た目からしてお笑い担当のしげみちは、かなり疑われやすく、なにかと言うとすぐに冷凍行きしてしまいます。主人公がグノーシアの場合はつるし上げやすくて助かります。

 

レムナンさんは、この時は楽しそうで何よりでしたけど、エグいキャラクター相関図のたぶん真ん中にいる人でした。詳しくは書きませんが…気分の悪い設定です。

 

 

 

一方この沙明(シャーミン)さんは、ただのチャラ男です。

主人公と一緒にグノーシア側になると、すぐに裏切ってきやがりますが、普段はわりとお笑い担当で面白い人でした。ちなみに土下座の伝道師です。

 

そしてこちらは癒し系?のシロイルカ、オトメさん。

 

 

癒し系…なんだろうけど、ごめん、わたしイルカって好きじゃなくてね。

 

ほか数名。

こんな人たちとわいわい人狼ゲームをやるわけですが、最初のうちは楽しかったのだけど、あまりにも同じことの繰り返しなので、だんだん作業感が出てきてしまうのです。ストーリーが進むのが遅いんだよね。

人狼ゲームによるそれぞれのポジションや、出来上がる状況によって話が進んでいくので、条件が分からずに延々と繰り返すことになってしまいます。

クリアまでのループ回数は人によるかと思いますが、わたしの場合はなんと155周目でようやくでした。こんなにやらされたらそりゃ飽きますよ。

話の真相が気になるという一心で頑張りましたけれど、わりと投げ出す直前くらいまでは行ったかな!

 

ストーリーは、前述の通りに受け入れがたい部分もありましたけれど、セツとのお話は真エンドまで見るとなかなか切なくて、とても楽しめました。

 

 

アニメももうすぐです。一瞬主人公がだれやキミ?って思ってしまったけれど、そうですよね、アニメにするならビジュアルと名前が必要ですよね。

ユーリさんって言うのか…これ、先に知ってたら名前「ユーリ」でやったのに、「めえこ」でやっちゃったよ。

 

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