だいぶ久しぶりの科博でした。 ここはゴッホ展の後にギリギリで入ったため、あまりゆっくりとは見られませんでした。写真も撮ったのですが、帰って確認したらブレブレだった。

これも１年少し前ですね。ハリー・ポッターの世界と、その題材となった実在の学問の歴史と資料の展覧会です。

ミイラを開封、切断などしなくとも中身が分かる最新技術で分析研究された展覧会。CTスキャンされた断面の映像は流れているのですが、実物の遺体は布の下なのであまり生々しさはありませんでした。 ６体のミイラごとに解明した身分や背景が解説されていて、大…

ジュラシックな展覧会。前に見たのはスピノサウルスが目玉でしたね。 今回の目玉、北海道で見つかった新種カムイサウルスです。草食系の子かな？

これは見ないと駄目なやつだろと思って行ってきた三国志展。 三国時代の実際の発掘品や貴重な資料の数々、「実物」というこれ以上ない説得力を放つ展示品にぞくぞくする思いがしました。近年の研究はどんどん進んでいるらしく、その成果をまとめて観られる機…

ギルガメッシュ叙事詩の刻まれた粘土板が見られるとなったら行くしかありません。実物はすごーく小さかったですけど、見られてよかったです。 初めて行った古代オリエント博物館。比較的小規模な博物館ですが、映像コーナーもあったりで楽しめました。 会場…

日本科学未来館は、前にデザイン「あ」展を見に来て、あまりの行列に諦めて帰ってしまった博物館でした。このマンモス展では嘘のようにガラガラでしたけど。 音声ガイドは梶裕貴さん。巨人の声優さんですね。 マンモスって大きいイメージですけど、ケナガマ…

生き物好きとして行っておきたかったのがこちら、絶滅種から現代のものまで哺乳類に焦点を当てた展覧会。 動物の骨格というのはどうもそそられるものがあります。 毛皮を縫ったはく製にはどうしても、死体としての生々しさの方を強く感じてしまうんですが、…

初めて行った印刷博物館です。天文学をテーマにした展覧会をやっていました。 前の「世界を変えた書物展」では、混雑であまりゆっくり見れなかったのですが、こちらはだいぶ余裕をもって見ることが出来ました。古書というのは、たとえ外国語や昔の文字で読め…

縄文時代に比べて微妙に影が薄い気がする弥生時代。山口県下関市の土井ヶ浜遺跡という弥生時代の集団墓地から出土した骨と研究資料の展覧会でした。 これはレプリカかな。 大陸からの渡来人と、縄文系が混血して各地に広がっていった時代なので遺伝子的には…

上野には現在超有名な画家が３人も集結中ですが、そういえば科博はなにやってんの？と思ったら、なんだかとっても良い感じの雰囲気を醸した展覧会をやっているではないかと思って入りました。 日本を変えた千の技術、本当に千あったかはぜんぜん数えてなかっ…

2015年に大阪で開催された時から気になっていて、東京に来ると知って大喜びしました。入場無料で、展覧会としては小規模のものだし、たぶん開催直後なら余裕をもって鑑賞できたと思うんですけど…SNSで大拡散されたらしく、慌てて行った時にはもう、凄まじい…

絶対に子どもたちで混むと思ったので金曜夜を狙いました。 「香川照之」さんの本職は俳優さんなんですね。「昆虫すごいぜ」はたまに見ていたので、香川さんが担当していた音声ガイドを借りてみました。 入ってすぐ、巨大な昆虫の立体が並んでいて迫力満点。 …

縄文土器を美術品として観るという趣旨の展覧会です。 縄文土器は貴重な歴史遺産ではあっても、その芸術性を鑑賞するということはこれまであまりありませんでしたが、教科書にも載っているような有名な土器の実物に感動しつつ、純粋に縄文人の独創的な芸術を…

見ておきたかった琉球展。染織や絵画などの美術品、琉球王国の宝物など。 周囲の国と交易し、影響を受けながら独自に発展した文化は沖縄独特の色をしていました。第二次世界大戦で大きな被害を受けて、それでも守り抜かれた貴重な品々が、かつての王国の輝き…

中国、清朝時代のガラス工芸です。 ガラスと言えば透明なイメージですが、全体的にかなりしっかりと着色されている感じで、物によってはガラスと言うより陶器のような…完全に不透明のペットリと均一な色合いのものも多いです。表面に施された細工は、一見上…

怖い絵展や運慶展が盛り上がっていますが、こちらは比較的ゆっくり見られます。会場は撮影できるんですが、ロッカーにスマホを忘れてしまったため写真はありません…。 古代の宝物系の展覧会は童心が蘇るので好きです。焼き物の人形は顔がひょうきんだったり…

楽しみにしていたけど、思った以上に面白かった。金曜の夜に行ったので、鑑賞に支障があるほどの混雑は避けられましたが、それでもけっこう人がいました。 どれもこれもあまりにも歴史的なものばかりで、それが実物だという実感を持つのに苦労するほど。自然…

今年最初の展覧会めぐり。 ここは動きのカガク展以来なので、だいぶ久々に入りました。いつも読み方に困る会場です。（「トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト」らしい…）私はだいぶ良い時間に入ったみたいで、ちょうど見終わったころから行列になってい…

迷っていましたけど、やっぱり気になるので見てきました。フランスのラスコー洞窟、今から一万五千年も前のクロマニョン人が描いた壁画です。 実物の洞窟は劣化しかけて閉鎖されてしまったそうですが、再現されたレプリカはとてもリアルで、他にも実物を撮影…

六本木ヒルズの展覧会、三つ目。時代も国も様々な美術品や資料など、古今東西の宇宙に関する展示です。 美術館としては内容的に一番正統派というか…一番内容も濃く楽しかった。神話の神様や竹取物語など日本画系をじっくりと見て、凝った作りのアンティーク…

日本博物学史の展覧会でした。 中国に習った「本草学」から、国内で発展し、西洋博物学を取り入れていくまで。 自分はほとんど絵を楽しんでいただけでしたけど。図鑑としてごちゃごちゃと、解説もつけて正確に描かれた動植物ってなんでこう魅力的なんでしょ…

鉱物、植物、昆虫など、標本をテーマにした展覧会です。この会場ははじめて行きましたが、海のよく見える場所で風が気持ちよかった。 鉱物アソビ（フジイキョウコ）さんのコレクション。雑貨としての鉱物が好きな人の間では有名なライターさんです。 蛍石、…

百段階段の和のあかり展とコラボしていた、すみだ水族館の金魚イベントです。上からさげられた金魚ちょうちんは同じものですね。 すみだ水族館、かなり久しぶりに行って楽しかった。変な生き物好きに大人気のチンアナゴとニシキアナゴ。 こんななりでも顔は…

古代の宝物系の展覧会は童心に返って楽しいです。夏なので子供が多く混雑していましたけど、気楽に見てまわりました。展覧会めぐりもだいぶ回をかさねてきたので慣れたもんです。 黄金伝説展にもあったミケーネの発掘物は海洋生物モチーフで可愛い。タコの飾…

紛争で被害にあったアフガニスタン国立博物館、その館員たちが十数年も隠し通し、命がけで守った所蔵品の展示です。この経緯の時点でこみ上げるものがありますね。危機を乗り越えて奇跡的にここにあると思うと、鑑賞の目も丁寧になります。 アフガニスタンは…

行きたいと思いつつ先のばしでぎりぎりになってしまいました。 今はもう生きた姿を見ることは無理だけれど、大昔本当にいたものに想像力を働かせるのが好きです。 レプリカで再現された全身骨格も迫力ありましたが、やっぱり実物化石の生々しさはすごい。博…

恐竜博のついでに見た企画展です。動物の体からヒントを得た発明品の展示。ハスの葉から傘とか知りませんでした。 昆虫標本とかは発明うんぬんより普通に観察…。モルフォ綺麗です。

黄金のアフガニスタン展と同時期にやっていたバーミヤン東大仏の天井壁画の立体再現です。 内戦の混乱で日本に流出していた美術品も一緒に。これらはアフガニスタンに返すので、日本でまとめて見れる機会は貴重らしいです。 こうやって様々な危機にあいなが…

展示物自体はものすごく真面目で、実際の魔女狩り時代の実物なのでとてもショッキングです。 でも、なんだか日本側の企画？のエンタメ感が微妙です。アニメイラストを飾ったり、場所もラフォーレだったのでおしゃれ可愛い感じにしてありましたが、そんなノリ…